データの正確性を保証する仕組み

 

「みんなのデータサイト」では、掲載するデータの精度(正確性)を重要視しています。
そのため、各参加測定室の測定精度を事前に確認するため、独自に定めた精度検定を行なっています。

1台の測定器について、約3~100Bq/㎏の微・低・中・高濃度に値付けした4種類の基準玄米サンプルをそれぞれ測定して頂きます。
測定結果を、測定日における基準玄米サンプルの減衰補正値と比較し、評価範囲内におさまるかどうかを確認します。

4種類のサンプルすべてにおいて範囲内におさまれば、十分な精度があると判断され、みんなのデータサイトに参加することが可能となります。

また、測定室同士が測定技術について経験の共有など情報交換をし、測定精度を高め、また必要に応じてクロスチェックを行なうなどして 測定室それぞれが測定技術や知識をさらに向上したり、測定精度を維持することを通じて、 信頼できる「市民測定室」であるよう バックアップしていきたいと思っています。

 このサイトが、一人でも多くの人に放射能測定について手軽に調べることが出来る身近なツールとなること、 また各地の市民放射能測定所と人々との架け橋となり、それぞれの測定所の活動を盛り上げていくひとつのきっかけになることを期待しています。